本建物は、十数年前までは 電気部品を製造する工場として稼働していたようで、何度かの増改築を経て東へ3棟をつないだよ うな建物形状で、延床面積は約100坪もありました。間口は 4 間で、奥行は西棟 5 間、中棟 5 間、東棟 3 間、それぞ れの間には界壁は少なく、内部は一体的な空間となっており、高度経済成長期に電気部品製造の仕事が 拡大するのにあわせて、工場も拡大していったようです。
今回は、通りに面した西棟をリノベーションし、東棟を簡易なリフォームで錫工房のアトリエに、中棟は解体し両棟を挟むニワとして計画。
西棟の西面が正面となる外観は、1 階は人造大理石研ぎ出しの腰壁付きの 2 間半幅の窓に金属製 の縦格子が嵌められ、2 階は両端に戸袋があり、1 間半幅と 1 間幅の木枠ガラス窓と木製手摺が設けられ、壁はモルタル塗で大屋根軒裏 まで覆われていました。
数か月前までは住まいとして利用されていましたが、空き家であった本建物は 極力その当時の意匠を残した形で、2017年7月、町家旅館「藏や」として生まれ変わりました。
◆宿泊のお客様限定で当宿併設の江戸時代から続く錫工房、清課堂の見学もお楽しみいただけます。(スタッフさんが在工房のときに限ります。不定休。)
~見学詳細~
【見学可能日時】清課堂さんが工房にいるときならいつでも
【休日】不定休
【対応言語】日本語・簡単な英語
【費用】無料
【注意事項】
・在工房の日時のみ見学可。(工房不在の場合は見学不可)
→建物東側扉のガラス窓より確認
・工房見学は藏や南聖町ご宿泊のお客様に限らせていただきます。
・作業の妨げるような行為はご遠慮ください。
以下をドライバーさんにお見せください。
千本三条の交差点を少し上がったところ、立命館大学前でお客様の降車をお願いします。お宿は交差点を渡り三条会商店街を進んだ先、2本目を50m上ったところにあります。
京都駅前バス乗り場
京都市バス 206(のりばA3)
千本三条朱雀立命館大学前より徒歩3分
バス停よりファミリーマートの方向へ横断歩道を渡り、
三条会商店街へ。商店街を進んだ2本目の曲がり角を
まがり (三条スタンドたけ屋が目印)、
50m程歩いた場所に 「藏や 南聖町」 はあります。
二条駅より徒歩6分
東口を出て南へ400mファミリーマートまで直進、
その先にある三条会商店街へ。
商店街を進んだ2本目の曲がり角をまがり
(三条スタンドたけ屋が目印)、
50m程歩いた場所に 「藏や 南聖町」 はあります。
050-3136-3662
蔵や緊急電話
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